2020年

12月

20日

今年もありがとうございました

今年も後2週間たらずいつもとは違う一年が終わろうとしています。

コロナに振り回された一年でした。
入学式、卒業式に始まり運動会、修学旅行、勿論演奏会もみんな中止になってしまい、当たり前に楽しんでいた行事が無くなってしまいました。
悲しい事です、この騒動が1日でも早く終息し、元の平和な日常が戻ってくる事を祈っています。

そんな中、ちょっと前になりますがバンクシーの展覧会に行く事ができました。
生で見るバンクシー
作品の持つ圧倒的な威圧感に打ちのめされ考えさせられ、そして明日の為の活力を貰った気がしました。
ニュース等で見る絵とは比べものにならない感動がありました。
行って良かったです。

今年もありがとうございました
来年を皆様で笑って元気に過ごせると良いですね。

   🎄良いお年をお迎え下さい🎍

2020年

8月

23日

コロナに負けるな!

今年の夏はコロナや豪雨災害、猛暑に熱中症と次々に色々な問題が降り掛かり学校も長期間お休みになってしまったりで、いつもの生活が中々送れませんでしたね。
皆さんはお元気でしょうか?

ピアノのレッスンも、中々進められなくなってしまいました。
お家にいる時間が増えたからといって長い時間勉強したり、習い事の練習を頑張ったりばかりでは参ってしまいますよね。

何か楽しい事を探しましょう
いつも描かない絵を描いたり、許されるならテーブルピンポン、お家隠れんぼ、バケツでリズム打ち…等其々の楽しい事を見つけられると良いですね。
ちなみにバケツリズム打ちは結構楽しかったです。
私も何かないかと探していましたがどうしてもピアノに関係したものになってしまって💦
もっと視野を広げようと思っています。

もうすぐ9月、暑さもひと段落しそうな気配で朝夕の風が涼しくなってきましたので、体調に気をつけてお過ごし下さい。

コロナに負けるな…です🎵

2020年

2月

22日

スケールとアルペジオ

まだまだ寒い日々が続いていますが、そろそろお雛様の季節になりましたね。
教室の玄関も小さなお雛様で賑やかになりました。

 冷たい風の中にも春の香りが交じる、そんな季節の中、今回はバスティン研究で有名な根津栄子先生のセミナーに行ってきました。

 スケール(音階)   アルペジオ(分散和音)
小学校の音楽の授業でも、ハ長調とかト長調とか一度は聞いた事がある人が多いと思いますが実は「何だろう?」と思っていた人も多いのではないでしょうか?
私もそうでした💦
音楽の基礎として大切な事だと知ったのはもっと大きくなってからです。
ハノンで指の練習を繰り返しながら長短合わせて24もある調号を覚えていました。
調号を知っていくうちにもっと早くに理解していたら楽曲の楽しさを知るのがもっと早かったのかな〜とか思っていました。

全調を知ることを難しいとらえずに楽しい事として導入の段階から身につけられるように楽しい暗号とか考えてみました
「子供の柔らかい脳は果てしない吸収力を持っています」という根津先生の言葉に後押しされて、レッスンに通って下さる生徒さん達にスケールとアルペジオの楽しさを伝えていけたらと思っています。

2020年

1月

30日

感動 ‼︎ ねぶた祭

今年の冬は天候が荒れてるな〜等とのんびりしていたら令和2年が明けていました。遅くなりましたが

🎍今年も宜しくお願い致します🎍

年明けらしい事もあまりなかったのですが東京ドームに「ふるさと祭り東京」 に行ってきました。
全国各地の美味しい屋台が沢山並んでいます、米沢牛肉、津軽のマグロ、名古屋コーチン何を食べたらいいのか迷い迷って、ちょこちょこ色々頂きました、勿論スイーツも絶対楽しみたいですよね。
そして2つある舞台では仙台すずめ踊り、
高知よさこい祭り、和太鼓チーム等自慢の祭りを披露してくれていました。
食べ歩きをしている間も心地良い太鼓の音、お囃子、各地方でそれぞれ個性的なお祭りの音楽があり食欲も盛り盛りわいてきます、観るか、食べるか迷いました。
その中で私が感動してしまったのは青森のねぶた祭り‼︎
2つのねぶたがステージいっぱいに回って自分に迫ってくる感覚、「らっせらー、らっせらー」のかけ声と共に踊る跳人の人達が本当に楽しそうで、ねぶた、太鼓と笛のお囃子、らっせらーのかけ声全てが一丸となって胸に迫ってくるような感動がありました。
2台でこんなに感動するなら是非青森に観に行きたいと思いました👹

太鼓と笛の音、お囃子、素晴らしい日本の音楽と食を楽しめた一日でした。

2019年

6月

18日

楽しい…発表会

前日までの悪天候が嘘のように、綺麗に晴れわたった素晴らしい青空の日曜日。
発表会が開催できました。

いつもよりちょっと難しい曲に挑戦して悪戦苦闘、ギリギリまでレッスンに励んだ生徒さん、憧れの曲に取り組む事になり喜んで練習に励んでいた生徒さん…
みんな自分の曲を楽しみながら一生懸命練習されていたと思います。
当日は其々の想いを胸に秘めて、一人一人が素晴らしい演奏を奏でてくれました。

思い通りの演奏が出来た子も、残念だけど思った通りの演奏が出来なかった子も目標に向かって努力した事は必ず身になります。 これからの成長の糧になり、自分が大きく羽ばたく力の源になるのではないかと思っています。

努力は裏切らない、子供の無限の可能性を信じています。
生徒さん達のこれからが楽しみです🎵

最後になりましたが沢山のご協力を頂いた御父兄の皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうこざいました。

2019年

3月

01日

ピアノ上達セミナー

まだまだ寒い日が続きますが、三寒四温という言葉が聞こえてきていますし、チラホラと早咲きの桜も見られる様になりました。
そんな時岳本恭二先生のセミナーに行ってきました。
楽譜の読み方から始まってレガート、スタッカート等の技法別練習法などなど様々な方向からのアプローチを教えて頂き、特に今までにあまりない様な指の使い方はとても勉強になりました。
大切なのは脱力!   音を響かせる為に大切な脱力!
腕の重みや、そのエネルギーを指先に集中させる為に(肩、肘、手首)にかかる無駄な力を抜く! 
言うのは簡単ですがこれが難しい。
頑張れば頑張るほど力が入ってしまいます、力を抜く事をいかに生徒さんに伝えるかはいつも悩みどころです。
先生の「心身ともに柔軟にして、大らかな気持ちで練習して下さい」
という言葉はとても心に響きました。
そして「演奏している音を、上から客観的に聴いているもう一人の自分を感じましょう」も大切な言葉です。

常に自分に問いかける様にピアノに向かい合い楽しみたい…そして生徒さん達により良いレッスンを楽しんでもらいたいと思っています🎵

2018年

12月

25日

今年もありがとうございました

いよいよXmasシーズン到来
今年も締めくくりの時期がやって来ました。年内にやっておきたい事、やらなければならない事等、やはり何かと忙しい日々が続きます。
今年は演奏会よりもお芝居を観に行く事が多かった様な気がします。
どんな催しも音楽がない事はほぼありえないので、どんな状況でも表現することができる音楽は素晴らしいな…と新ためて考えさせられた1年でした。
街を歩いていても今の時期はXmasイルミネーションと共に流れるXmasソングとか、最近は声が楽器の様に美しいメロディーを響かせる曲とか、人気のフィギュアスケートでかかる曲は演技の美しさと相まって素晴らしい効果を上げている気がします。
様々な楽器、声それぞれの音色を競い合い
素晴らしいハーモニーを響かせる…音楽の
可能性は無限ですね。
そんな音楽を生徒さん達と共にもっと楽しめるように来年は又新しい音に出会える事への期待でワクワクしています。
残りすくない今年を楽しみつつ、来年も素敵な一年を迎えられますように。

2018年

8月

17日

涼 ART AQUARIUM

今年の夏は猛暑が続いたり、台風でとんでもない豪雨による被害があったり、経験した事のないぐらい天候が荒ぶってますね。

楽しみにしていた花火大会も台風で中止になってしまいました。

そんな中、今年も涼を求めて日本橋のアートアクアリウムに行ってきました。

今年はDJ能の舞台があったようなのですが、行った日は中止ちょっとガッカリしましたが、その代わりにとても空いていたのでゆっくり、ゆったり見る事が出来ました。

会場の音楽も水槽の水音のオーケストラを邪魔しない低音のリズムのみ?

水音と相まって目の前の金魚達の舞をじっくり楽しむ事が出来ました。

今年は水族館にも行きましたが、魚達の動きは何時間でも見ていられるほど楽しかったです。

切り取られた金魚の世界、海底の世界の美しさと、どこからか音楽が聴こえてくる感覚。

心も体も癒されて元気を頂きました。


2018年

5月

26日

シラノ・ド・ベルジュラック

今日は日比谷の日生劇場にシラノ・ド・ベルジュラックを観に行きました。
主演は吉田鋼太郎さん「カラマーゾフの兄弟」からファンになっていた俳優さんです。舞台を中心に活躍していた方なので舞台狭しと活き活きと演技されていたのが印象的です。
シラノの役は本当に楽しそうで、セリフも現代的に「マジ!」とか普通に使われるのでとてもわかり易く、物語の刹那さ、美しさ、そして面白さがストレートにつたわります。
同行の娘は悲劇だと思っていたようで大笑いしながら裏切られた予想を喜んでいました。
そして今回は音楽が素晴らしい!
俳優の方達と同じテイストの衣装を身につけて、舞台上手にセットされたピアノに座ります。  
「ピアノは一台でオーケストラの役割が出来る」  と言われている通りだ、と思いました。
お芝居とピアノがシンクロするように進んでいくのですが、ピアニストの清塚信也さんと、残念ながら私の席からは見えなかったパーカッショニストの朝里奈津美さんの
お二人で演奏しているとはとても思えない演奏で、最後の挨拶で二人しか紹介されなかったのにびっくりしました。
曲は全て清塚さんの作曲で、ピアノの即興性を得意とする方らしくてお芝居の稽古と同時進行で作り上げたそうです。
お芝居と音楽の相乗効果を狙っていたとおっしゃっていましたが、それは大成功だと思います。休憩を挟んで3時間20分、ほぼ弾きっぱなしでティンパニーと鐘の音が効果的に入った素晴らしい演奏でした。
新ためてピアノという楽器の素晴らしさと無限の可能性に久々にワクワクしてしまいました。

2018年

2月

06日

髑髏城の七人

年末年始の慌しさがひと段落した2月、劇団新感線の「髑髏城の七人」を観に行きました。
福士蒼汰、早乙女太一、三浦翔平、と今をときめく俳優達が出演する劇もとても楽しみでしたが、客席を取り囲む360度全てに展開されるステージ。  観客席が回転しながら舞台、映像、音楽、照明全てが画期的な方法で融合し体験できるという劇場も楽しみでワクワクしながら開演を待ちました。
そして開演、荘厳な音楽が会場全体を包み込み物語への期待が高まり幕が開く。
それから約3時間半、ドキドキしたり笑い、驚き…と楽しい時間でした。
舞台と映画が交互に展開しているようで、その二つを素敵に演出している音楽がまた素晴らしく楽しく、演者の心情を表したり、場の雰囲気を作り観客を舞台にくぎ付けにしたり。
俳優の方々の熱演と音楽、演出、映像と全てが素晴らしい舞台でした。

実は客席の動きになれなくて、途中船酔のようになってしまったのですが、目の前の楽しい舞台に助けられた気がします。
今年も興味深い舞台、演奏会が沢山ありそうで楽しみにしています。
自分の中に沢山の引き出しを作りレッスンの中で生徒さん達に伝えていけたら良いなと思っています。

2017年

12月

23日

音と光のイルミネーション

今年も後すこし、
何だかバタバタしてるうちに年末です。

アクシデントの為に延期になっていた発表会を11月にやっと開く事ができました。
日にちがずれた事によって学校の行事と重なり参加できなくなってしまった生徒さんもいましたし、ご父兄の皆様にも沢山ご迷惑をかけてしまいました。
当日はご協力頂きまして、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

そんな中、生徒の皆はやってくれました。
一生懸命に練習した成果を素晴らしい演奏で表現してくれました。
人前で弾く、自分の音楽を表現する…
一人一人が輝く未来に向けて次のステップに進んでくれたと思います。
これからが楽しみです。

…そんな発表会が終わり、
足利フラワーパークにイルミネーションを見に行きました。
近場には毎年どこかに行っていたのですが、今年はちょっと遠出。
夕方に着いてしまったので、夕暮れからじょじょに暮れていく美しい山の情景、少しずつ浮かびあがるイルミネーションから暗くなってからのイルミネーションの違いが楽しめました。
音楽にあわせて動く光の祭典🌟
どこまでも広がる光の波、光の藤棚も美しく。水に浮かぶピラミッド、光の花畑に囲まれた光のお城…と全てが夢の様に輝いていました。
凍えてしまった体を温めてくれた佐野ラーメンも美味しかったです。
山の壮麗な空気と共に気持ちが澄んでいく感じ…来た甲斐がありました。
気分一新、
来年も素敵な一年でありますように、
良いお年をお迎えください🎵

2017年

6月

21日

Fujiko Hemming 再び

すみだトリフォニーホールでフジコさんのコンサートです。
いつも新しい発見のあるフジコさんの演奏は毎回本当に楽しみで、夜は嵐になるという天気予報にビクビクしながら行ってきました。
今夜のフジコさんは可愛いピエロチックな衣装で登場で、会場からも「可愛い」という声があちこちから。
1曲目 ショパンのエオリアンハープ、2曲目黒鍵のエチュード、淡々と弾いていますがどの曲も難曲です、そして別れの曲、とショパンを堪能。  革命はいつ聴いても元気になるなぁ〜と、その後のノクターンの美しいメロディーに癒されます。
今日のフジコさんはミスが少ない(失礼)
どちらかというと正統派の優等生的な弾き方で、なんだか新鮮です。
休憩を挟んで、先程とはうって変わってスパンコールが散りばめられた様なキラキラの黒のロングドレス。
月の光、雨の庭等 ドビュッシーの世界が広がります、そしてベートーヴェン、リストと、どんどんブラッシュアップしていき最後の ラ・カンパネラまで、見事なフジコワールドが展開されました。
フジコさんのコンサートの曲目は毎年あまり変化がないように思います、でも内容は全く違うようです。
フジコさん自身も今回は良い手応えがあった様で、最後に今日の演奏は良かったとおっしゃって会場の笑いを誘っていました。
そんなところも皆んなに愛される理由な気がします。
素敵な演奏を今年もありがとうございました。
何だか元気になりました。

2017年

5月

05日

発表会までカウントダウン

  今年のゴールデンウィークは天候に恵まれて穏やかな日々が続いています。
6月に発表会を控えて早い子は曲も仕上げに入っていますが、まだまだ不安の残る子もいます。どの子も暗譜を完璧にしたり、弾き辛いところを何度も練習したり、本番に向けてキリキリしてきました。
4月から始まった新しい生活の疲れも出てくる時期でもあります、この連休でゆっくり休んで遊んで頭も体もリフレッシュ。
新鮮な気持ちで楽しく曲に取り組んで欲しいと思っています。
一カ月後の発表会で素敵に輝ける様に頑張りましょう、努力は裏切らないと信じています。
ところで私は生徒さん達を応援しつつ中井正子先生のバッハシンフォニア全曲講座の1回目に参加してきました。
ピアノを弾く人ならばバッハは避けて通れません、インベンションからシンフォニアそして平均律と、ずっと隣にバッハ先生がいらっしゃった気がします。
久しぶりに曲をじっくり分析、解説して頂き1声、2声、3声の織りなす美しい旋律とハーモニーに今更ながら感心してしまいました。
本当にバッハの頭の中ってどうなっていたんでしょう…。
曲をどうやって理解し、練習していけば良いのかを丁寧に説明して頂きもの凄く勉強になりました。  これからのレッスンで生徒さん達にもバッハの曲の美しさ楽しさを伝えていけたらと思っています。

2017年

2月

03日

鷽替え神事と節分


今日は節分ですね、「福は内、鬼は外」としっかり豆をまき、福を招き入れることが出来たでしょうか。
日本には月ごとに楽しい行事が沢山あります、節分、ひな祭り、子供の日…どの行事にも自然に口をついてきてしまうほどの楽しい歌がセットになっています。暮らしの中の音楽、ずっと楽しみたいですね。  
そんな時友達に誘われて先月、亀戸天神の鷽替え神事に行って来ました。私も友達も始めてで言われるままに並び、無事御守りを手に入れた時には疲労困憊。      
「いままでのあしきもうそとなり、きちにとりかえんとのこころにて、うそかえといふ」
と文政年間から伝わっている神事。
学問の神様としても有名です。                               
今までの悪いことをうそに替えてくれるなんて、それにうそ鳥の愛らしいこと、並んだかいがありました。
並んでいる時にふと気がついたのですが、亀戸天神は都会の真ん中にあるのに何故か静かで、時おり強い風が吹くと「神様がお通りになったのよ」と誰かの話が聞こえてきたり、早咲きの梅が1輪2輪そっと揺れていたり、自然の音楽が静かに流れている様子が美しい天神様でした。
久しぶりに雲ひとつない快晴、青い空を見上げて今年も頑張ろーと思いながら、やっぱり寒くて「北風小僧のカンタロー」と頭の中で歌ってしまいました。

2016年

12月

30日

世界中から……


今年も後わずか、来年に向けてラストスパートの日々です。
やらなくてはいけない事、やりたい事、やり残した事は…と意外に忙しい気がします。
アメリカのバスティン、ロシアのロシアン奏法、フィンランドのスオミピアノスクール、日本のワカールピアノ等々、今年も様々なセミナーで沢山の先生達が熱心に講演して下さいました。どの講座も生徒さん達がピアノを弾く為に考えぬいた指導法。
これからのレッスンにどう活かして伝えていくのか本当に勉強になりました。
当たり前ですがどこの国にもその国独自の指導法があり、沢山の先生達が一生懸命考え、そして日々進化していってます。
来年どんな楽譜に出会い、指導法に関われるのか楽しみです。

今年一年ありがとうございました。
来年は、又新しい気持ちで音楽にピアノに向き合えたらいいですね。
   良いお年をお迎え下さい。

2016年

12月

16日

紡がれる想い、繋ぐ音



小学6年生のヤンチャ盛りの男の子、毎週辞める気満々でレッスンにやって来ます。そうは言っても幼稚園から続けているので耳が良い、そしてセンスもあるので何とかピアノを楽しんでほしいと思っていました。
来年、彼が中学生になって直ぐに発表会が決まりました。未だすこし早いとは思ったのですが、頑張って集中してくれればこれからの道標になるかとソナチネアルバムから曲を選びました。
「こんな曲だよ…」と弾いてみると目が輝いています、「あれ?」と思う間もなく「この曲が良い」と喜んで帰って行きました。
後日お母様から聞いたお話では、その曲はお父様が昔弾いていて今でもたまにお家で弾かれている曲だったのです。
お父様がお好きで弾いている曲を自分が弾く…そんな素敵な事がおこるなんて。
昔から愛されてきた曲ならではだと思いました。
子供達は学校、塾、様々な習い事で毎日忙しくいつ迄ピアノに関われるかわかりませんが、ピアノに向き合う事で得られる集中力、達成感、気持ちの深呼吸、癒し…全てのことがこれからの人生の栄養になってくれたら。  そして誰かの想いのバトンを受け取り自分の想いをのせて、又誰かにバトンを渡していく。
何百年もの間人々が繋いできた音楽のバトン、大切にしていきたいです。
何かを身につけるのは大変な事です、それこそ何年も何年もかかります、でもそれは自分の心の財産。  高度な技術を楽しむ事も出来るようになるかもしれません。
人生を豊かにする音楽に携わっている事、素敵な生徒さん達に恵まれている事は私の大きな幸せです。

2016年

8月

15日

ミュージカル CHICAGO

有楽町フォーラムに宝塚歌劇OGバージョン「ミュージカル  CHICAGO」を観に行きました。
宝塚OGの方々の歌、ダンスどれをとっても流石の一言で、ちょっとセクシーな衣装で抜群のスタイルを見せてくれます。
そして、普通オーケストラボックスは舞台の前の下の方にある事が多いと思うのですが、今回は舞台の中央、階段状になったセットにオーケストラの方々も重要な出演者として参加されていました。
こんな時、舞台の中央にあるのはピアノ。
和央ようかさんがもたれかかって一曲歌う、指揮者にちょっかいを出した朝海ひかるさんがピアノに合わせて軽快に階段を登って行く、数々のナンバーに彩られた素敵な舞台。 
どの楽器も勿論重要なのですが、やっぱりピアノが好き…なので、ピアノが活躍しているのを見ると嬉しくなってしまいます。
最近は宝塚のチケットが手に入りづらくて観に行けてなかったのですが、久しぶりに観たOGの方々のキュートでセクシーな舞台、息の合ったセリフの掛け合いに笑い転げてしまいました。
聴かせ方、観せ方、ピアノの演奏にも活かせるでしょうか。
ピアノを弾くことは楽しい。
色々なものを見て、聞いて自分の感性を育てていき、そして生徒さん達にも楽しさを伝えたいと思っていました。
まだまだ勉強、何年たっても新しい発見がありますね。

2016年

8月

13日

美しきART AQUARIUM

日本橋にアートアクアリウムを見に行きました。
入口に「金魚は人の手によって生み出され、様々に形を変えてきた歴史をもつ観賞魚です」とあります。 およそ千年前から人々に愛されてきた金魚。
様々な水槽に、お馴染みの金魚から見たこともない金魚まで色とりどりの美しい金魚が泳いでいます。
まさに動くアート、そして水音の美しいこと。  沢山の水槽から流れてくる水の音は金魚のオーケストラの様です。
会場ではお酒を楽しむこともでき、時間になるとDJが曲を流して盛り上げます。
浴衣のお客さんも多くて、水槽の中の金魚と水槽の外の人々が一体となって会場中が巨大な水槽みたいでした

どんな時、状況でも音楽はその場を素敵に演出し纒めあげてしまいます。
美しい金魚と楽しい音楽、 見せ方聴かせ方で別世界が広がっていきます。私はついピアノに置き換えてしまうので、楽譜をもっと読み込んで新しい見方をすればどんな曲が出来上がるのかしら…と思ってしまいました。
暑い夏の1日。
心も体も、そして目も耳も癒されました。

2016年

7月

10日

オペラ 「黒蜥蜴」

「題名のない音楽会」などでもお馴染みの青島広志さん作曲、演出のオペラを聴きに行きました。
 「黒蜥蜴」小学生の頃に夢中になって読んでいた江戸川乱歩作、それを三島由紀夫が戯曲にし青島さんがオペラに書いたようです。   
初めて知りました。
 オペラは殆ど知らないし、まして日本の作品。どんななんだろうと期待で一杯です。
 美輪明宏さんの舞台で観た事があり、オペラは豪華なもの…という先入観は幕が上がって拍子抜け。  でも普通のオペラの何分の1の入場料だもんね…と、改めて舞台に集中です。
流石の声、楽しい演出、舞台装置がないかわりに照明にお金を掛けたと青島さんがおっしゃっていたとおり、派手で激しい照明が舞台を盛り上げます。
ちょいちょい青島さんの楽しい解説が入り、出演者の皆さんの熱演に引き込まれ、あっと言う間の2時間でした。
  同行の娘は話をうろ覚えだったらしいのですが、面白かったようです。
 久しぶりに聴いたオペラの声、体の真ん中に響き渡り、心に歌い手の感情がストレートに入ってきます。
   楽しい舞台でした。

2016年

6月

24日

圧巻…Ingrid Fuzjko Hemming

すみだトリフォニーホールに、フジコ ヘミングさんのリサイタルを聴きに来ました。
足を怪我されたとの事で、登場シーンは真っ暗に。返って危ないのでは…とか、ペダルは大丈夫なのかな…とかの心配は一曲目のシューベルトから吹っ飛んでしまいました。今日のフジコさんはいつにも増して音が良い!  二曲目  ラヴェルの「亡き女王の為のパヴァーヌ」は優しい音に包まれた悲しみが伝わってきます。
ショパンの「革命」はそうきたかの音の厚み、鍵盤を叩きつけてるように見えるのに柔らかい音が響きます。こんな「革命」はちょっと他では聴くことはできないですよね、ミスタッチすら心地良く響いていました。
休憩を挟んで、モーツァルトの「トルコ行進曲」から最後のリスト「ラ  カンパネラ」までどんどん指が、音色が、凄くなりすぎです。
フジコさんの演奏は本当に自由で楽しい、去年のカンパネラとは全然違う。
80歳を過ぎても進化し続けるなんて感動しかありませんでした。
幸せな1日でした。

2016年

5月

27日

ワカル「わかーるピアノ」セミナー

今日は田村智子先生が新しく出された教本「わかーるピアノ」のセミナーです。
ピアノの教本は沢山出ていて、そしてどんどん新しい本が出ています。私はバイエルから始まりハノン、ツェルニーと進んでいきましたが、自分が教える立場になるとあまりの選択肢に目が回りそうです。
どうしたら生徒さんに良いレッスンができるのか、特に導入は神経を使います。その為にどんな本が出ているのかは常にアンテナを張り巡らせています。
新しい本には新しい指導法がありますから。
楽しく、解りやすく、何度でも弾いてみたくなる本。ただの黒い丸が意味を持って歌いだすような本。
ピアノを習い始める時は誰しも素敵な曲を弾きこなす「ピアニスト自分」を夢見てワクワクしながら教室に来ます。残念ながら地道に練習しないと上手にはなりませんけど。
でも練習が楽しければもっともっとピアノを楽しみ、曲を深く知る事が出来るようになりますよね。
この教本はとにかく楽しくピアノを弾いて、なおかつ楽典もちゃんと勉強できるような本でした。これからのレッスンにどうやって活用出来るのか…楽しい悩みになりました。
先日始めて横須賀に行って来ました、横浜とは違った異国情緒に溢れた素敵な街でした。

2016年

4月

14日

楽しい「大人のピアノレッスン」

 春の雨、降ったり止んだりのはっきりしない空模様と、葉桜になり花びらの絨毯が広がる公園。  季節の移り変わりは美しいです。
今日は、千代田明子先生の「大人のピアノレッスン」のセミナーです。
勿論、どんな時でもどんな年代でもピアノを楽しむ事ができます。
でも、子供達がピアノを習うのと大人の方がピアノを習おうと思う気持ちはちょっと違うのかな…と思います。
日々生活の中での色々な思い、忙しさ、煩わしさ、そういったもの全てを抱えても時間を遣り繰りしてピアノを楽しもうとする心!  素敵だと思います。
楽譜が読めないとか指が動かないという事は、少しずつですが時間が解決してくれます。  ただ音楽を、ピアノを楽しむ為にその方が費やす時間のお手伝いをする事が私の役目なのかな…と思います。
千代田先生の推奨する「スマイルレッスン」   笑顔で支えてその方の理想のピアノが弾けるように応援する。  テクニック、ペダリング、美しい音を出す為にやるべき事。
私の出来る事は沢山有りそうです。最近ちょっとボケっとしてましたが、そんな場合ではないなっと改めて気を引きしめたセミナーでした。

2016年

4月

12日

ピティナ船橋支部総会&懇談会

  船橋駅前のきららホールいっぱいのピアノの先生です。
総会は去年に引き続き2回目の参加ですが、事務報告の後のお楽しみタイムが本当に楽しみです。
今年はリストの再来…と紹介されて照れる事しきりのピアニスト関野直樹先生の演奏。
ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」
リスト「死の舞踏」
どちらも若い情熱に溢れた素晴らしい演奏で。間近で聴ける幸せにしばし現実を忘れて音楽の迷宮へ😍
その後の佐々木邦雄先生と根津栄子先生のミニセミナーも、限られた時間の中でアンサンブルの楽しさとレッスンでの生徒さんへのアプローチ等、とても勉強になりました。
又、この後の懇談会でなんと根津先生のお隣という幸運に…気さくにお話しさせて頂きミニミニセミナーまで。
レッスンの為の様々なアイディアをお聞きしました、これからのレッスンに活かしていきたいと思います。

2016年

3月

30日

魅惑の…ロシアン奏法

  今日は松田紗依先生の「ロシアン奏法に基づく導入指導セミナー」です。
ロシアンメソッド…弾いていない指を意識する…とても楽しみにしていました。
手の使い方、肩から腕、そして指先までの力の流れを姿勢からも考えて、指が鍵盤から離れる瞬間まで体と指をどう使うのか。
音をどう響かせたいのかをよく考えなければなりません。
解っていたつもりだったことをもう一度よく考える事になりました。
遠くまで届く、柔らかくてしなやかな美しい音。   これからのレッスンで生徒さん達に伝えられるように家に帰って練習です。
ブルグミュラーのアラベスクも牧歌も今までとはひと味違った曲になった…はずです。
導入〜初級でも美しい音は大切ですね。
松田先生が何度も仰っていた「ピアノ教育は人間教育」という言葉がとても印象に残りました。
私も日々生徒さん達と一緒に成長していけたらと思っています。
   夜に行った千鳥ヶ淵の桜は輝いていました。

2016年

3月

27日

さくらさくらさく

 皇居にお花見に…

一般公開です。さすが皇居、荷物検査もハンパじゃありません。どう見ても一般人の私の鞄を白手袋で探る探る…思わず笑みが。 ご苦労様です。

こんな時私の頭の中では
平井康三郎さん作曲「幻想曲さくらさくら」
この曲は琴の演奏で有名なあの「桜」が凄まじく激しくドラマチックに展開されています。あのメロディーが壮大にそして不安にさせるようなイントロ…からの普通なアレンジのアンダンテが続き、ピュウモッソ(もっと速く)急にバタバタと楽しく音が踊ります。
この後もこれでもかとお馴染みのメロディーが展開して途中ちょっと休憩。最後は一度は弾いてみたいラストがたたみかけてきてフィニッシュを迎えます。
フ〜楽しかった😄
この曲は全音のピアノピースでは難易度Cで中級ですが、大人の方は是非挑戦して新しい春を満喫してほしい曲です。

2016年

2月

07日

教室情報

レッスンはドイツの名器、チンメルマン。

チッペンデールデザインのグランドピアノで行ってます。

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  もうすぐ春ですね…

   ちらほら春の足音が聞こえ始めたと思ったら寒いです。

友達の演奏会を聴き、私も頑張らねばと思いつつ日本橋を散歩していたら高島屋のロビーが桜とピアノで素敵に飾られていて。
ますますピアノが練習したくなりました。

春にふさわしい曲は何でしょう。



さくらさくらさく