オペラ 「黒蜥蜴」

「題名のない音楽会」などでもお馴染みの青島広志さん作曲、演出のオペラを聴きに行きました。
 「黒蜥蜴」小学生の頃に夢中になって読んでいた江戸川乱歩作、それを三島由紀夫が戯曲にし青島さんがオペラに書いたようです。   
初めて知りました。
 オペラは殆ど知らないし、まして日本の作品。どんななんだろうと期待で一杯です。
 美輪明宏さんの舞台で観た事があり、オペラは豪華なもの…という先入観は幕が上がって拍子抜け。  でも普通のオペラの何分の1の入場料だもんね…と、改めて舞台に集中です。
流石の声、楽しい演出、舞台装置がないかわりに照明にお金を掛けたと青島さんがおっしゃっていたとおり、派手で激しい照明が舞台を盛り上げます。
ちょいちょい青島さんの楽しい解説が入り、出演者の皆さんの熱演に引き込まれ、あっと言う間の2時間でした。
  同行の娘は話をうろ覚えだったらしいのですが、面白かったようです。
 久しぶりに聴いたオペラの声、体の真ん中に響き渡り、心に歌い手の感情がストレートに入ってきます。
   楽しい舞台でした。